ウイルスに感染しないためには?

スマホでウイルスに感染しないためには?

概要

スマートフォン(スマホ)を扱う上で注意したいことは多くありますが、その中で最も注意したいのが「ウイルス」です。

スマートフォンには個人情報が多く入っており、頻繁にインターネットと通信を行います。
そんな時、気が付かない内にウイルスが侵入したり、アプリから感染することがあります。

ウイルスに感染したスマートフォンは、不正なプログラムにより、個人情報を抜かれたり、スマートフォンを使用不可能にしたりとデメリットしかありません。

それでは、どうやってウイルスの侵入を防げば良いでしょうか?

ウイルスに感染しないための対策方法

セキュリティソフト

最も一般的で手軽なのが、「セキュリティソフト」のインストールです。

最近ではスマートフォン向けのサイトにもウイルスが仕込まれていることがあります。
そんな危険サイトへの接続を防いだり、ウイルスの侵入を阻むことが可能です。

有名なセキュリティソフトでは、「ウイルスバスター」や「ノートン」、「カスペルスキー」などが有名で安心です。
無料のセキュリティソフトでもウイルス対策にはなりますが、有料のものに比べると心もとないです。
少々価格が高く感じますが、保険と思って購入しておくことをオススメします。

セキュリティソフトを装ったウイルス

セキュリティソフトにはセキュリティソフトと偽ったウイルスプログラムも存在します。

2012年9月に「安心ウイルススキャン」という名の、セキュリティ対策アプリを装ったウイルスも確認され、世界的に大問題になりました。

有名会社のセキュリティソフトであれば、あまり問題ないろ思います。
しかし、名前を偽ったウイルスも存在するので油断はできません。

本当に信頼できるのか見極めましょう。

不用意にインストールしない

各ストアでは、無料アプリでも面白そうなアプリが多く配信されていますが、稀に審査を潜り抜けたウイルス入りのアプリが配信されていることがあります。

最近では手が込んでおり、インストール後しばらくは何ともないのに、ある日突然、画面に広告が表示され、指定の場所に電話をしてお金を振り込むように言われるなど新手のウイルスも登場しています。

面白そうだからという理由だけでアプリをインストールする前に、そのアプリの情報を集めましょう。
ウイルスが仕込まれているようなら、何件か被害報告も出ているでしょう。
そして、提供元不明のアプリは特に注意が必要です。

できる限り、提供元不明のアプリはインストールしないことをオススメします。

「アクセス権限」(パーミッション)を必ず確認する

Androidスマートフォンでアプリをインストールする際には、インストール時に「アクセス権限」(パーミッション)の確認画面が表示されます。
インストールするアプリとは関係のないものが表示される場合はウイルスが仕込まれている可能性があります。

例えば、ゲームアプリなのにアドレス帳にアクセスするなどがあります。

必ずアクセス権限を確認し、怪しいと感じた場合はインストールせず、速やかに削除しましょう。

WEBサイトの警告表示を不用意に押さない

WEBサイトを使用したワンクリック詐欺で広く使われている手口のひとつに「警告表示」を出すというものがあります。
根拠のないウイルス感染情報を表示することで不安を煽り、不正なアプリをインストールさせようとしてきます。

似たものだと「当選しました!」など何かに当たったように表示するところもあります。
他にも「OSのアップデートをしないとパフォーマンスの低下とバッテリーの低下を起こす」というものにも注意が必要です。

これらの表示はブラウザバックをするだけで消えるので、無視をして不用意に押さないようにしましょう。

最新の手口を知っておく

そもそもどんな手口を使って詐欺を行ってくるのかを知っていればその対策も容易です。
「IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」やウイルスセキュリティソフトを販売している有名企業では最新の手口や解決方法などを紹介しており、随時更新されています。

小まめに確認しておくことをオススメします。

不用意にメールの添付ファイルを開かない

怪しいアプリをインストールしなければウイルスに感染しないとは限りません。
迷惑メールのように、知らない人からのメールやメールに添付されているファイルからもスマートフォンがウイルスに感染することもあります。

もし、知らない人からメールが来たら不用意に開かず、そのまま削除するのが好ましいです。

「Wi-Fi」の自動接続は無効に設定

初期設定のスマートフォンはWi-Fiネットワークへの自動接続が有効になっています。
有効にしている場合、パスワードのかかっていないWi-Fiネットワークの圏内に入ると自動的に接続します。

便利な機能ですが、セキュリティの設定がされていないネットワークに気がつかないまま接続するため、不正侵入され、個人情報など大切な情報を窃取されるといった危険性があります。

パスワードのかかっていないWi-Fiネットワークに自動で接続しないように、Wi-Fiの自動接続は無効に設定しておきましょう。

定期的なアップデート

iOSやAndroidのアップデートはもちろん、現在インストールしているアプリのアップデートが来たら早々にバージョンアップを行いましょう。
パソコンのOSなど同様にバージョンの古いOSはウイルス製作者に解析されている可能性が高く、セキュリティ面で不安が残ります。

アプリのアップデートはウイルス対策も兼ねているのでアップデートが来たらバージョンアップしておきましょう。

OSの最新版には不安があるといった人は、OSをアップデートするまでアプリをインストールしないなど対策が必要です。

アカウントの管理

近年、ハッキングによる企業からの情報流出が相次いでいます。
これは結して他人事ではなく、アカウントIDやパスワードを統一していたがために、別のところからクレジットカード情報や個人情報が流出して被害が出ることもあります。

最低でもパスワードは統一しないで、面倒でも定期的に変える必要があります。
購入履歴(利用明細)やログイン履歴などは定期的チェックをして、スマートフォン本体には落とした時のためにパスワードでロックしておきましょう。

身に覚えのないファイル・アプリの確認

ダウンロードまたはインストールした身に覚えのないファイル・アプリを発見したらネットやセキュリティソフトで調べてみましょう。
ウイルスの可能性もありますが、不用意に削除してしまうとPCやスマートフォンの動作に必要なものだった場合、動作に影響が出てしまうこともあります。

脱獄・root化しない

iPhone・Androidには様々な制約があり、その制約を破るための手段として脱獄(ジェイルブレイク)root化があります。
しかし、安易にこれらの制約を破る方法を行うとスマートフォン本体のセキュリティ機能を低下させることになり、ウィルスや故障の原因にもなります。

また、メーカーが本来の利用方法として想定されていない方法なので、保証の対象外にもなるため、便利になるからといって安易に行わない方が良いでしょう。

専門知識をつける

その業種や趣味でパソコン関係やWEBに関わる人であれば、その不正なアプリがどのようにして動いているのかがある程度分かり、自身で削除や対策が可能です。

とはいえ、一般の人には日常生活の中で覚えるのは大変です。
不正なアプリをインストールしてしまった、表示が消えないなどで困った時はパソコンなどに詳しい人に見て貰うのもひとつの手です。

まとめ

スマートフォンやタブレットの進化は凄まじく、便利になっていきますが、同時に危険性も高まります。
将来的には携帯端末ひとつで、簡単なものならハッキングできる未来が来るかも知れません。

自分のスマートフォンを守れるのは自分だけです。

関連リンク

「IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」

「警察庁 サイバー犯罪対策」