スマートフォンのバッテリー(電池パック)について

概要

長期間スマートフォンを使用していると「さっき充電したのにもう減っている!?」ということがあります。

バッテリー(電池パック)というのはその性質上、長期間使用していると充電の減りが早くなっていきます。
バッテリーの寿命や交換方法などをここでは紹介します。

「交換式」と「内蔵式」

まず、スマートフォンのバッテリーは、自分で交換が出来る「交換式」とキャリアショップやメーカーで交換してもらう「内蔵式」の2種類があります。
近年のスマートフォンの傾向では内蔵式が主流になってきています。

また、タブレットの場合はそのほとんどが内蔵式になっています。

交換式

カバーを外して自分で交換できる「交換式」の場合は、その機種に対応したバッテリーを購入することで自分で直ぐに交換することができます。
しかし、本体の薄型・防水化が難しく、SIMカードやmicroSDカードの取り出しが煩わしい仕様になっています。

また、交換式を採用している機種のほとんどが旧世代の機種なので、スマートフォンを快適に使用するための性能は高いとはいえず、バッテリー消費の激しさなどの改善はあまり見込めません。

フィーチャーフォン(ガラケー)は、元々のバッテリー消費が少なく、バッテリー交換も容易な交換式が採用されています。

内蔵式

「内蔵式」は、スマートフォン本体にバッテリーが内蔵されているため、自分で交換することができません。
そのため、メーカーやキャリアショップに持って行き、バッテリー交換を依頼する必要があります。
修理扱いとなるため、手数料が発生することもあります。

そう考えると、バッテリー交換をするためだけにショップに行く必要がある「内蔵式」は面倒ですね。

ですが、近年では薄型の大容量バッテリーを内蔵した機種が続々と登場しているので、1日でバッテリー切れになる心配は減りました。

バッテリーの寿命

使用している状況にもよりますが、スマートフォンのバッテリーは一般的に1年~2年くらいと言われています。
1回の充電で使用できる時間が購入時の半分程度になったら、バッテリー交換の時期です。

1日1回充電を行っているとバッテリーの劣化も早くなり、大体1年5ヶ月弱でバッテリーが満充電されていても実際は半分しか溜まっていない状態になります。
細まめな充電のし過ぎは却ってバッテリーの寿命を縮めてしまいます。

バッテリーの寿命を伸ばすには

充電をしながらスマートフォンを操作する

誰もがスマートフォンのバッテリーが切れになりそうな状態で充電しながらスマートフォンを操作したことがあると思います。

この充電方法はバッテリーの寿命を確実に縮めます。
ゲームや動画視聴などをするとバッテリーはが発熱し、その状態で充電を行うと更にバッテリーが発熱してしまい、バッテリーの劣化を早めることになります。

毎回100%まで充電しない

1つのバッテリーを長く使いたいのであれば、ことをオススメします。
特に、バッテリー残量を約90%以上で充電を繰り返すと劣化も通常に比べて速くなります。

高温環境で充電をしない

そして、高温環境で充電をしないことです。

また、スマートフォンは本来カバーやケースを装着した状態での使用を想定していません。
スマートフォン本体から放熱されるはずの熱がケースにこもり、熱暴走したバッテリーは通常の何倍ものスピードで劣化していきます。

過熱の結果、発火・爆発などの事故も起こっていると経済産業省の調べでも出ています。

こういった観点から見てもオススメなのがバンパータイプのカバーです。
背面を覆っていないので余計な熱がこもり難く、十分な耐久性を持っています。

メールの自動取得をやめる

メールを自動取得に設定している人は多いでしょう。
自動取得に設定していると数分ごとにサーバーをチェックするためバッテリーを消耗します。
しかし、手動でメールをチェックする設定にしておけば、バッテリーの消耗を防ぐことができます。

バックグラウンドのアプリを閉じる

使用していないアプリは閉じるようにしましょう。
バックグラウンドでアプリが動いている状態は、それだけでバッテリーの消耗を早めます。

iOSの場合は、ボイスメモや音楽アプリ、位置情報サービスを使うアプリなど起動中は常に動くアプリ以外はバックグラウンドでは完全に停止します。
そのため、特にたくさんのアプリを開いているからバッテリーの減りが速くなる、ということはないようです。

明るさを下げる

スマートフォンにおいて、最もバッテリー消費が激しいのがディスプレイです。
明るさを下げることで消費電力を抑えることができ、バッテリーの節約にもなります。

バッテリーの交換

バッテリーの購入

バッテリーが寿命を迎えてしまった場合、交換する必要があります。

各キャリアショップに行って、在庫があればその場で購入することができます。
また、キャリアショップに行く時間があまり取れない場合、キャリア公式オンラインショップで注文もできます。

価格は大体\1,000~\6,000と、ピンきりです。

古い機種ほど安く済みますが在庫が無いこともあります。
また、新機種が出たりすると価格も変わってきます。

サポートサービス

NTTドコモの「ドコモプレミアクラブ」に加入しているユーザーに対して「電池パック安心サポート」が用意されています。
同一のFOMA、「Xi」(クロッシィ)電話機を1年以上利用していると通常より少ないポイント数で交換できます。

ソフトバンクでは、有料サービスの「あんしん保証パック」「あんしん保証パックプラス」または「スーパー安心パック」に1年以上加入した状態で1年以上同じ機種を継続して利用すると、該当機種用の電池パックを1個貰える「電池パック無料サービス」があります。

auでは「安心ケータイサポート」に加入して1年経過時に1個、3年経過時に1個の電池パック(計2個)を無料で受け取れます。

手回し充電器

スマートフォンを充電するには電気が必要不可欠です。
そのため、普段からモバイルバッテリーを持ち歩いている人は多くいます。
ですが、災害時など非常時には長期に渡る停電も考えられ、バッテリー消費の激しいスマートフォンはモバイルバッテリーでは直ぐに電池切れになってしまいます。

そんな時に役に立つのが「手回し充電器」です。
最近ではスマートフォンも充電できるようになっており、一部にはUSBポートが備わっているので非常時に便利です。
ラジオやライトと一体になっているものもあり、ひとつは自家用車に、ひとつは手元にあるといざという時に役立ちます。

いざという時の為に、最低でも1つは手回し充電器を持っておきたいですね。

ワイヤレス給電

一部のスマートフォンでは充電機器に乗せるだけで充電できる「ワイヤレス給電」機能があります。
そのワイヤレス給電の中でも「Qi(チー)」という規格が高い普及率を誇っています。

通常の充電方法ではコードをスマートフォンに差す必要があり、従来の設置型の充電機器ではしっかりと決められた位置に置く必要がありました。
ですが、ワイヤレス給電ではコードを抜き差したり、決められた位置にしっかりと置く必要がないためスマートフォンを使用する時にサッと取ることができます。

コンセントに繋いで設置するだけなので簡単に導入できます。

ワイヤレス給電の技術は電気自動車の充電にも活用されており、駐車しているだけで充電することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
頻繁な充電はバッテリーの劣化を早め、危険にも繋がります。

各キャリアのサポートを受ければ余計な出費をしないで済み、現在使用しているスマートフォンを長く使用できます。

私としてはバンパータイプのカバーをオススメしたいところですが、デザイン数が限られているので個性が出しにくいのが残念ですね。
しかし、見た目以上にスマートフォンをしっかりと保護してくれるので機会があれば試してください。